湾岸戦争の話
今日は現代史で書けなかったこととして湾岸戦争について書く。
イランはホメイニ率いるシーア派でイラクはスンナ派とイスラム教で宗派が異なることを口実に戦争を始める。宗教は口実で実際は経済格差である。
イラクのフセイン大統領は48時間以内にイラク上空の飛行機をすべて撃墜するなどとして徹底した作戦に打って出た。
結果として、イラクはソ連の支援を受けるなど軍事的に勝利するが石油は大して手に入らず結果的に米国からの戦債で大赤字となる。
しかし、イラクはクウェート侵攻して戦債を返済するための口実にしたが国連は撤退勧告を行い経済制裁に踏み切る。フセインは無理やり併合するといい侵攻したので、米国のブッシュ大統領シニアは国連憲章に基づいて安全保障理事会より多国籍軍を派遣した。
このときナイラという元クウェート王族で駐米大使サウードの娘である少女にイラク軍が化学兵器でクウェートを攻撃するという演説を発信していた。実はこれは米国シンクタンクがわざとやらせていた。ナイラは米国にいたので知る由もない。国民の関心を戦争に向けるというやり方で、第二次大戦中に米国映画産業が儲かったのと同じやり方である。
米国金融や軍産複合体やなどは財政赤字になると自分たちのお金も無くなるからイラクからお金を搾取するために戦争を行ったのである。
結果、同じことをジュニア/ブッシュがイラク戦争でやった。