核家族は占領政策

前回までは憲法が無効ということは

詭弁であることを書いてきた。

 

さて、今回は戦後レジームの一つ核家族について述べていく。

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戦前は家父長制が敷かれていた。現在の民法では配偶者が遺産の半分、残りを子息で平等に分け与えられるが、戦前は長男(死亡したら次男、三男と引き継がれる)が単独で遺産を相続した。現代なら男尊女卑だと叫ぶ人がいるがそれは大きな間違いである。実際は妻とて財布を握っていたし、亭主はなんとか頭を下げてお小遣いを増やしてとお願いした。家庭はまさにかかあ天下だった。

 画像引用

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https://twitter.com/oldpicture1900/status/884795148395192320

個人の財産所有が認められたのは戦後になってからだ。兄弟平等はまさしく共産主義のやることだった。

 

実は占領政府にはコミンテルンのスパイが沢山いた。日本国憲法にしてもワイマール憲法を手本にしたところがある。そう、健康で文化的で最低限の生活を営む権利である社会権や平等権である。古来日本には特権階級があったが、それでも天皇の前では平等だった。

 

そして日本軍が強い秘密をコミンテルンも米民主党も見抜いていた。それは家族の繋がりである。たとえ戦死しても遺族は手当で護られる。さらに親族が子供の世話をする。

 

フジテレビ日曜日の18時代の番組を見てみる。

ちびまるこちゃんの場合、桜家は三世代家族である。原作では自営業で、ひろしとすみれは忙しく、友蔵が代わりにももこの世話をしている。また佐々木の爺さんのように近所の人が代わりに世話をする。父母2人だけではとても子供を育てるのは難しいのだ。

 

サザエさんをみるとやはり三世代家族であり波野家など親戚との繋がりが強い。

 

 家族との繋がりを弱体化させて少子化にして人口減少させようと占領政府は画策してた。

 

核家族とはソ連で始まり失敗に終わってる。今議論が進んでる選択的夫婦別姓も同じ。元々西洋社会は夫婦同姓で教会で結婚式をして生まれた赤ちゃんに洗礼を行ってきた。

しかしウラジーミル・レーニンやジョセフ・スターリン夫婦別姓を強制させた。さらにソビエト政府は無神論マルクス主義だから教会の儀式を廃止したので、一気に離婚率は増えて家族はバラバラになり少年の犯罪が多発した。

 

 次に女性の社会進出である。女子大生が大学院にまで進学すると博士課程で29歳になる。結婚適齢期を逃してると言って良い。30代の出産は高齢出産で20代とは違い、リスクは高い。女性に厄年が30代で2回もあるのは科学的根拠があるからだ。

昔、女が学問をすると嫁に行けなくなるのはそういうことである。勿論、私は女性の学問の自由は否定しない。

 

そして、女性は家庭での発言力が男性より優位だと。逆に男性は外での発言が大きく世界情勢に強いと。そのことを戦前までの女性は理解してた。しかし、女性が家庭を護ことより個人の利益追求を優先して仕舞えば家庭は弱体化すると占領政府もコミンテルンも考えていた。母親と子供の距離を遠ざけてしまうことで、今日核家族が増えてしまった。少なくとも高度経済成長期には共働き家庭が少なくない時代であった。そして現在は事実婚を認めろとか婚外子にまで遺産を相続させろとかもうめちゃくちゃ

 

個人の尊厳がとか自分らしくいたいという人がいるが、たしかに自分を大切にすることは否定しない。しかし、なんでも身勝手には出来ない。家族とて社会だし学校や職場は社会だからルールがある。ルールに外れてはいけない。家族という社会を崩壊させて個人でなんでも許させるようになったらそれは個人同士の葛藤に繋がる。

 日本は未だに占領軍それもコミンテルンという20世紀の負の遺産を引きずっているのだ。そして日本人の手で日本を滅ぼそうとしてるのだ。気づいてからではもう遅いのだ。