女性宮家と女系宮家の違い
こちらの記事に続いて
https://victor4.hatenablog.com/entry/2019/06/20/170803
追加事項になるが加筆する。
女性宮家とは1代限りの女性皇族が当主の宮家である。現段階では三笠宮家や高円宮家がそれにあたる。未亡人宮家と言える。
女系宮家は内親王や女王の世襲家である。こちらは前例がない。与野党が想定している『女性宮家』とは女系宮家、世襲内親王女王家である。
議会では与野党ともに女性皇族の減少を懸念している。皇族数が減少するとご公務が減るからだ。
そもそもご公務とは皇族数だけ行われるものである。多くは男性皇族が行うものである。
ご公務とは兵役に等しい。学生は免除されてる。終戦前の2年間は例外だった。しかも文系の学生と限定されていた。(理系は一部のみ。2603年から理転が増えた)当然、学生時代は他の成年皇族よりご公務は減る。
筆者の意見
与野党ともに女性皇族まで皇位継承を拡大やご公務の分担や減少に焦点を当てているが、
旧皇族の皇籍復帰についてはあまり聞かない。確かに旧宮家復帰を訴える議員はいる。
旧宮家や皇別摂家(皇籍離脱後公家の養子に出された男性の男系子孫)でも100人くらいの男系男性がおられる。
旧皇族男系男性が未亡人宮家の養子になる案が挙げられる。
未亡人宮家とは三笠宮、高円宮家である。桂宮親王は生涯独身でいらしたが世話する女性がいたことから事実婚に近い状態でいらした。
次に、旧皇族男性が太上天皇陛下の養子になっていただく案がある。今上陛下や皇太弟殿下に新しく弟宮を創る案である。旧皇族男性の家族まで入ることになると想定される。
いずれも最終手段と見ている。安倍内閣8年間ですら出来なかったことを考えるとなかなか無理があるが、女系宮家に筆者は反対である。