皇族会議と皇室会議とは

今日は皇族・皇室会議について書く

 

秋篠宮殿下が皇室会議の議員に選出された。 

戦前と戦後では会議もだいぶ違う。

そもそも皇室典範

戦前は憲法より上だった。

改正する権限は枢密院と皇族会議である。

 

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皇室会議

戦後は両院の定足数の過半数である。上院で否決されても下院の定足数の3分の2で可決すれば改正される。

 

戦前の場合、天皇はじめ男性の成年皇族と内大臣や枢密院議長と限定された。

 

しかし戦後は,いわゆる臣民が殆どで皇族は2名だけ

皇族会議には両院の議長副議長と総理大臣や宮内庁長官最高裁の長官と判事

からなる。

 

最高裁長官は内閣が指名する。

両院の副議長は野党、立憲民主党から選出される。

宮内庁は選挙ではなく天下り先である。

 

野党議員は基本女性宮家賛成派である。また宮内庁長官もほとんど左派

である。自民党にも容認派がいる。こんな状況で皇族会議するのは少しリスクがある。

 

なんせ天皇の退位特例法でさえも通ってしまった。

野党は譲位に賛成したのではなく退位に賛成であった。

 

皇統を弱体化させることである。最高裁も時によっては女性天皇の否認は女性差別と判決を出す可能性は無きにしにも非ず。前回、国民主権について書いたが皇族も国民に含まれる。男女平等を引き合いに、女性にも皇位継承があってもおかしくない解釈だ。

皇族は男性差別である。男性はやめる権利がない。女性皇族は免除されている項目があり、内親王や女王はやめる権利がある。

 

民意で特例法を何でも通してしまったら女系天皇いや両系天皇を認めてしまう形になる

 

皇室典範は皇族が決めるものである。

また男性の成年皇族が少ないこともある。旧皇族男系男性は約120名いる。皇室会議にふさわしいといえる。

 

いまの皇室会議では両系天皇を認めるからリスキーなのだ。