第一次世界大戦はつくられた

今日は金融の歴史5講で書き切れなかったことを書く。

 

以前、小村寿太郎関税自主権の回復をしたところまで書いてきた。

 日露戦争の後

日露戦争で日本が勝ち、講和条約を結んだ。

その後、ロシアは英国やフランスと急接近してくる。その結果三国協商が成立する。

理由は、お金儲けするためだった。

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日露戦争までは日英米と露仏独の戦いであった。

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三国干渉を日本に行ってきたのがロシアとドイツとフランスである。

 ドイツはもともと再保障条約、ドイツとロシアの条約を破棄はしたが日本に不満があってロシアやフランスについた。

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ドイツ皇帝ウィルヘルム2世は日本脅威論、黄禍論を唱えたことで知られている。

当時、金融勢力は日米英を支援していた。そしてロシアに敗戦革命を起こそうとした。

これがロシア革命からソ連の建国につながる

アメリカ恐慌Ver2

日露戦争ののち米国は不況に立たされる。

西暦1906年(明治39年)アームストロング法が可決された。

この法律は共和党のウィリアムアームストロング上院議員の名前を取っている。

彼は証券の取引の不正を取り締まった。

 

それまで、米国は証券はモルガンやシュパイヤーやクーン・ローブが独占的であった。

しかし、1893年の恐慌から資金をすってしまった。そこで一つにまとめて経営した。

 

ニューヨーク生命やエスタイブル生命など生命保険会社がモルガンなどの株を

持つようになり、生命保険が銀行を支配するようになる。

 

アームストロング法のせいで資金がまたモルガンなどに戻ってきた。

そしてその資金がドイツ帝国流入してしまった。

理由は税金をすり抜けるためである。

そして、アメリカからお金が無くなり結果銀行は次々と潰れた。

 

Tルーズベルト大統領は金融の証券の独占化に否定的だが黙認してきた。理由は逆らうとリンカーンケネディと同じ目にあうことはわかってた。

Tルーズベルトは誰でも競争に参入できる資本主義を謳った。独占すると価格はいくらでも上がる。

 

ドイツ帝国に資金が流出してることを黙ってなかった。

 

そして、モルガンら自らお金を戻してきて一時的に回復している。

 

これがのちの連邦準備銀行につながる。

これについては後に書く

第一次世界大戦勃発

第一次世界大戦は、サラエボ事件がことの始まりである。

 

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オーストリア帝国の皇太子がセルビアの青年に暗殺されたのが始まり。

実は仕組まれていた。金で雇うくらい銀行は容易なことだった。

事件後、よりセルビアオーストリアハンガリーの関係が悪化する。

七月危機が起こる。あちこちでクーデターが起きるがそこで出てくるのが米国金融だ。

ドイツからオーストリアに資金を動かしてきた。そのお金を使って対立を煽った。

 

サラエボ事件の一ヶ月後にドイツやオーストリアハンガリーセルビアに宣戦布告した。ロシアはセルビアを支援していた。 

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中立を保ってたベルギーはドイツ軍に侵攻されてしまう。

そしてロシアの同盟国だった英国やフランスがドイツに宣戦布告した。

ウィルヘルム2世と英国ジョージ5世はいとこの関係だった。

 

アメリカの参戦

当時、アメリカはモンロー主義でヨーロッパに不干渉だった。しかし、ヨーロッパに借金をしていた。

英国やフランスが負けると手形は紙切れになる。そこで、参戦の口実を見つける。

そこで連邦準備銀行はウッドロウウィルソンを大統領候補に推薦して選挙で勝つ。

 

わざと米国人の乗ってる船を爆破して、あるいはドイツを挑発することで参戦に関心を向けさせる計画があった。実際に米国人がドイツの潜水艦に沈められている。

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これはFルーズベルトが第二次大戦で同じことをやる。(流石にドイツも二度目は乗らなかったが。)

日本は地政学の観点から山東省に進軍している。

そして開放し、最終的に中華民国に戻された。ある意味日本は恩人なのである。

ロシアはちなみに革命によりソ連になる。ソ連を作ったのはドイツの金融勢力である。

ブレストリストフスト条約によりソ連は撤退した。理由は英仏VS独墺を徹底的にしたかったからである。

ドイツは東部から兵を引き揚げさせる。

 

結果、世論は米国の参戦に関心の矛先を向けて1917年にドイツに宣戦布告する。そして翌年の11月にドイツは降伏する。

 

いうまでもなく米国の参戦が勝敗を左右した。

 

そして第一次大戦後、世界の金の殆どが米国に渡った。世界の金融はロンドンからニューヨークに移る。

 

全てはモルガンなどが仕掛けた計画だった。これによりウォール街が100年以上支配し続ける。