5D政策の怖さ
今日から5D政策について書いていく
武装解除(Disarmament)軍国主義の排除(Demilitalization)工業生産力の破壊(Disindustrialization)中心勢力の解体(Decentralization)民主化(Democratization)
の頭文字をとったものである。
武装解除と軍国主義の排除は言うまでもなく、憲法9条である。マッカーサーノートには一切の戦争の放棄とある。そこまではよいとして戦争した日本は悪い国だと教え込ませ続けたことだ。その結果、現代では憲法改正反対運動があらゆるところで目立ち始めた。
軍国主義の排除、日本を非武装化にするがマッカーサーはこのままでは日本が共産主義化して地政学的に不利になると考え自衛隊を設置させた。その自衛隊は違憲論にまで発展している。
核武装しようとしても日本航空機撃墜事件のように事故に見せかけて消されてしまう。
日本が核を持ったら困るのは米国である。
個人的には天皇に統帥権を上奏するのは反対。軍部が陸海それぞれ勝手にばらばらに戦争を始めた。天皇の権威をかさに着た軍隊だった。
次からが気に入らない項目だ。
工業力の解体である。三菱はゼロ戦を作ったことで有名だ。
日本の産業を弱体化させ財閥解体を行った。共産主義化への道である。また地主から土地を取り上げ小作人に安価で売り渡した。すると今度は農地の零細化が始まった。結果みんな貧乏になった。
財閥とは、三井や三菱に安田や住友などである。今やメガバンクは外資金融のウォール街に支配されている。そして、財政出動や金融緩和すら出来なくなってきた。
そして民主化である。戦前の日本は家父長制だった。父親の威厳は大きかった。しかし、いまやお飾りである。なんといっても女房は戦前は一家の財務大臣だったが戦後は金くい虫に化した。女性は欲しいものをなんでも買う。ブランドバックや宝石などエトセトラだ。
遺産相続についても嫡男のみ相続がいつの間にか兄弟平等つまり共産主義になっているのである。そして、婚外子の相続差別廃止まで2673年に最高裁が法の下の平等に反するという理由で違憲判決を下した。
戦後の民主化で男女平等がおかしな方向へ進んでいる。なんでも女性が優遇されればいいものではなく、肝心なのは能力主義である。
男女平等の根底は西洋のキリスト社会は元々は女性差別だったことまで遡る。そのツケを男性は払ってるなどと綺麗事を並べてるが実際は女性を蔑ろにしてるのである。占領政策にプロテスタントに改宗させようとする内容があったが、これは失敗した。神道や仏教や儒教が均衡をとっていたからだ。
戦後になって、金融は未だに米国に支配されているのである。逆らえないように半植民地化として仕向けているのである。かつて米国がインディアンにやったように日本人を弱体化させてるのである。