金融の歴史講座 4

今日からはソヴィエト政府の樹立について書いていく。

 

前回まではロシア革命はロシアの湯田資本によって進められたと書いた。日本に軍資金を送り、さらに帝政ロシアを崩壊させるためにレーニンたちに金を渡した。

 

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そして、革命が起こって立憲民主党(通称カデット)らも処刑されてしまう。

その一方で、シベリア出兵を日本と欧米が行う。この時、金融勢力は欧米を支援してた。明石元二郎は日本側としてレーニン側を支援してた。こうした日本のスパイはのちにゾルゲ事件で明るみに出るが今は置いておく。

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日本は皇紀2579年から米騒動が起きた。商人たちが戦争に必要な米などを買い占めたからだ。戦争をやるほど物価は上がり、戦時国債を刷って仕舞えば金融勢力は儲かる。

なぜなら戦争が終われば紙切れになるからだ。そこに商人たちはさらに追い打ちをかけた。

 

ドイツは第一次世界大戦後、賠償金と戦時国債返済するために馬鹿みたいに紙幣を刷った。その結果、このざま。

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紙幣は紙くず同然となり100兆円あってコーラ一本買えるようなものWWW

 

シベリア出兵を日本は皇紀2582年まで続けたが、それはソヴィエトはロマノフ皇族を武力で倒した脅威からだ。これにより欧米政府から侵略だなどと非難が飛ぶ。

 

しかし、レーニン皇紀2684年に死去する。

一説ではルーブルを独自で発行しようと画策していたから暗殺されたとさえ疑われる。

 

そしてソ連スターリンレーニンの後を継ぐ。

スターリンは五か年計画を2回にわたって行ったが最初のほうだけで後から失敗している。工業生産高は増えたものの国内では品不足や餓死者が続出。単一生産にこだわると経済は安定しないのである。

 

計画経済は政府が決めた量だけ生産する。足りなくなれば価格だけは上昇するし、売れ残れば価格は大暴落。当然、経済は不安定だしおまけに働き手は変動する。いつでも失業者が出てもおかしくなかった。

 

その結果、労働者はスターリンによってパージされた。また、彼は金融勢力も敵視していた。