金融史講座3
以前は米英戦争のことまで説明してきた。
今日からは近代金融史のうち日本について講義をする。
日本は幕末に黒船が来て、開国やむなしになった。
結果、幕府は何一つ政策がうまくいかず薩摩や長州藩の武士は近代化を進めようとしていた。
坂本龍馬はその一人だが、彼はトーマスグラバーの力を借りて莫大な軍資金と武器を調達してきた。この時最大のスポンサーが実はロスチャイルド家である。(第二次世界大戦後衰退)
幕府側もフランスから莫大な資金を得て軍備を拡大していた。
しかし、龍馬は大政奉還から約一か月後に
暗殺されてしまう。
なぜなら彼は紙幣の発行に興味を示し、
由利公正に公共貨幣である太政官札(だじょうかんさつ)の発行させたからである
と推定される。それは英国銀行からみたら裏切りだったであろう。
当時は、金貨は重さで交換することになっていて日本と欧米で金の価値が異なていた
そのため、交換するだけで儲けることが出来た。
結果金が海外に持ち出されてしまう。
その結果万延小判は小さくなり、竜馬は金貨ではなく紙幣に着目したのであろう。
ここまでは幕末維新の話。戊辰戦争は英国とフランスの銀行勢力がそれぞれお金を貸し付けてぼろもうけした。その結果、明治政府側が勝利した。
それから37年後の日露戦争の話に移る。
大韓帝国がロシア帝国に媚びを売ったことが原因だが、実はロシアの金融勢力が日本を支援していた。そのころ同時期に英国の金融勢力は英国とロシアをすり減らしたかった。そこで対立を煽り、さらに日英同盟により日露対立を仕向けていた。戦争がはじまると儲かるのは銀行勢力だからだ。戦時国債を独占的に発行すると戦後一気に国債は紙切れになりみんな貧乏になるのだ。
日露戦争で日本はロシア金融から資金を調達させるが、実はこれは革命を誘発させるための伏線だった。日本は勝利を収めるがロシアは革命が起こってしまう。
一方、日本は戦いに勝利しても借金漬けになり第二次大戦後の昭和60年に借金を返済したとされている。
そしてロシア革命は第一次世界大戦でも起こってしまう。理由は金融勢力が反ロシア帝国側を支援してたからだ。
結果、大地次世界大戦後の皇紀2581年にソビエト政府が樹立された。
4講へ続く