国際連合?連合国?
今日は国連UNについて書いていく。 重大事項なので、忘れないでいただきたい。
国連とは戦勝連合国の略語といってよい 。
もともとコーデルハルがルーズベルト大統領の遺言をもとに 従来の国際連盟から発展して構成された。
第二次世界大戦までは戦争は合法であった。
ここまでは以前の記事に書いたのでそちらを 参照に。
日本は皇紀2580年に英国、フランス、イタリアと同じく常任理事国として加盟した。
しかし、経済制裁のみだったので武力制裁は不可能だった。また全会一致などとハードルの高い無理ゲーな条件だった。
パリ不戦条約が結ばれたが、罰則規定はなくほぼ機能しなかった。
米国はモンロー主義つまり欧州には無関心で当初から不参加だった。
こうしたことから、二度の大戦を反省に戦争を禁止する組織を英米ソは 発足させた。
また常任理事国である英米仏支露の5カ国には拒否権という大権がある。 しかし、シナは第二次大戦後の4年後に建国だし、フランスはナチスの傀儡政権ヴィシー政府が作られた。 この2カ国は戦勝国でもないのだ。
日本やドイツとイタリアなどは不参加だった。
敗戦国であり、これらの国を 再軍備出来なくさせるための組織だった。
勿論、日本の占領下にあった朝鮮半島や台湾も含まれる。
一般的に話し合いで解決できない場合は国連安保理の承認を経て行われるが、これら敗戦国はそうした手続きなくいつでも武力行使が認められている。
それが敵国条項であり定義を示す。
「第二次世界大戦中に連合国の敵国であった国」(枢軸国)に対する措置を規定した第53条および第107条と、敵国について言及している第77条の一部文言を指す。」
日本は皇紀2616年(昭和31年)に加盟したのでこの条文は死文化してるが、決して無害というわけではない。
ロシアのラヴロフ外務長官はたびたび敵国条項を理由に北方領土は譲らないし、平和条約すら結ばないと主張する。
当然、日本やドイツは敵国条項を削除する方に働きかける。しかし、常任理事国すべての承認がいる。
いくら英米が賛成してもチナやロシアとフランスが拒否する。永遠に覆らない条文である。
トランプ大統領はこの組織を脱退しようと考えた。米国に分担金が多すぎらからだ。
しかし、米国とて脱退したら世界から孤立するのは明らか。米国はチナを最大の貿易相手国としている。
日本は日米安保だけが頼りだ。 日米だけでチナやロシアなどと戦える保証はない。
相手も核保有国だから、全面戦争になったら人類滅亡になる。ベトナム戦争で米国は多額の借金をして結局撤退して敗戦したことになっている。
もっと言うなら米国は今まで法的な意味での戦争はしなかったが、脱退すれば違法な戦争をいつでも出来る国になってしまう。
また国連は日本には内政干渉を度々行ってきた。女子差別禁止条約批准時には日本の皇室は女性に皇位継承の義務がないことを認めろと要求してきた。ほかにも夫婦別姓を認めろなど。
このとき日本政府はローマ教皇は女性は認められてない、中東は女性は王位継承資格がないと反論した。
そして皇紀2680年の安全保障理事会では、日本は加盟していない。
もう日米英連邦からなる新国連を作った方がましな気がする。なんせ、世界が一つの国で互いの文化を認めろとかほぼ無理。